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2010.11.04 Thu
「大奥 」

監督 金子文紀
脚本 高橋ナツコ
出演者 二宮和也
柴咲コウ
堀北真希
玉木宏(特別出演)
阿部サダヲ ほか

音楽 村松崇継
主題歌 嵐『Dear Snow』
撮影 喜久村徳章
編集 松尾茂樹
製作会社 アスミック・エースエンタテインメント
TBSテレビ
配給 松竹
アスミック・エース
公開 2010年10月1日
上映時間 116分
製作国 日本




映画「大奥」見てきました。レディースデーで安くw

ネタバレありの感想なのでお気をつけ下さい。
大丈夫なら続きからどうぞ。




まずこの映画、キャッチコピーは「将軍は女、仕えるは美しき男たち三千人」
非常に気になるコピーだったので、見てきました。

原作のよしながふみさんは私にとって昔から見慣れた(何)作家さんです。
(十うン年前某雑誌で見かけて以来からになるかなぁ。何の雑誌かは言わずもがなですがw)
ですが、今回の映画原作となった作品はまだ未読です。
別作品の「きのう何食べた?」は基本単発なお話だしグルメ漫画なので週刊誌で読みますが大奥みたいに人間関係が多数出てくる作品となると時間かけて読みたいしなかなか多忙の中では難しいですね。
機会があれば一気読みしたい所。

今回は原作関係なく、あくまで一映画としての感想で。
ただの個人の感想ですので辛口部分があっても誹謗中傷ではありませんので、あしからず。
役者名は出さずに作品中の名前などで書きます。



【ネタバレ注意】






主演に不安があったんですがやはりというか、合ってる感じはしませんでした。

特に祐之進、彼はちょっと違和感があるというか…。
もう少し大人びた役者さんを起用したほうがよかったのではと思います。
主役張れる人がいたかどうかは別として。
男気がありつつ清廉とした印象の役どころにしては彼は見た目が幼く可愛らしい感じなので「?」と感じる場面がしばしば。
エロスを感じないと言ってはなんですが、女性の相手をしているシーンでは体つきが完全に少年なのがちょっと。
あの役ならもう少し乱れた感じの大人の色気があったほうがいいなと思いました。
うーん、見た目があまりに純朴過ぎる…幼馴染に対してならその純朴な感じで釣り合ってたけど。
演技もべらんめえ調を使いこなせてない感じだし、そこら辺も残念でしたね。

それに対して鶴岡は確かに美貌を言い張るだけあって(笑)美しい顔立ちで役の背景にも合ってた。
剣豪でありながら大奥の中に渦巻く深く暗い情念の中に身を置いてる少年の感じが出てたと思います。
それだけに松島との絡みがもう少し欲しかったなぁ~ちょっと勿体無い…でも一般向け映画では仕方ないか。

肝心の大奥ですが、内情描写が若干気持ち悪かった…男の子が群がって憧れの人を乙女のように見つめて騒ぐって場面があったんですがやっぱり二次元を無理に三次元に持って来るのは無理があるかと。
男の子はあくまで男の子であって、やんちゃである故の無邪気なじゃれあいがいいのであって、乙女化しすぎは気持ち悪いだけだなあと改めて思い知らされる場面です。
漫画とかならああやってモブが騒いでも別段違和感を覚え無いけど、三次元で見せられるとあんな風なのか…
お針子の垣添が抱きつくシーンとかもう色々こっ恥ずかしくて目を逸らしたくなる。
萌えのキャーじゃなくていたたまれない感じのギャーって感じ。ぎゃー。

その後仕立ての礼に思い出をもらう場面と死に行く運命の祐之進を思って涙を流す場面はプラトニック感があって良かったんですけどね。
映画の中で一番印象が強くて可愛いと感じたのはその思い出を貰う場面。
あれは…良かった…個人的にw

あと印象深かったのは途中で出てくる将軍吉宗の暴れん坊将軍オマージュを思わせる乗馬シーン。
将軍が実に男前でござった。

そんな将軍のためにある男版大奥の存在意義。
原案となった本来の大奥(歴史上の)存在は例えるなら広い畑に種を撒くようなもの。
世継ぎを作るために数打てば当たるみたいな考えもあったと思います。

でも今回のような状況下では女性一人に対して男三千人も必要ない気がする。
子供を欲しがる女性が、希少となった美しい男を買うといった流れで花魁が男になるっていうのはごく自然に思えますが、男大奥では例えるならば小さい畑一個に対して種が大量にひしめきあう状態。
そんなに多くても意味無いのではないかという疑問も湧きます。
実際に将軍の相手をするのは一握りなのだし、身の周りの世話役なんか女性でもいいわけだし。

ですが男性が希少という価値を見出している世界ならば権力者には大奥と言う男性を所有物化した贅が与えられ、例え病気にかかっても代わりが利くようにいつでも待機のためのものだと考えれば納得出来る。
男大奥はこの世界においてまさに贅沢の象徴を主とした存在だったという訳で、倹約家の将軍がそんな大奥の体制に疑問を抱くのは真っ当な見解かなと思います。

だって明らかに無駄だもの(笑)
財政が逼迫してるなら尚のことまずそこから切らないと…
でもちゃんとそこにしか居られない人の事も考えて上位の美男のみを削減したのは素晴らしいですね。
全員に暇を取らせたら作中に出てくる杉下のような人が路頭に迷う事になってしまうという事を見越しての判断。
実に気持ちがいいです。

最終段階で吉宗が下した選りすぐりの美男子に暇を取らせたのは史実にあるお話だそうで(その場合は普通の大奥なので美女ですが)
倹約のためにというのが表向きの理由で実は史実の吉宗将軍は見た目が美しくない人が好きだったという説があるそうです。

もしその説がこの映画にあてはまったら見初められた祐之進って一体…ってなりますねw
この場合は目を引いた部分が違うけれどw
彩りの派手なキャッキャした乙女達(笑)の中において黒一色の凛とした出で立ちで現れたら確かに格好いい。
でもそれより将軍が気に入ったのは彼の潔さだろうなぁ。
裾を踏まれてしまった将軍を見てつい笑ってしまった同僚をかばっての行動が良かったんだろう。

で、
そこまではまぁ良かったんですが将軍の初夜を迎えた相手は死ななければならないという制度を知らされてからの祐之進が幼馴染であるお信への気持ちを素直に思う場面。
本来なら切ない場面の筈なのだけれどちょっと演技のせいで軽い感じになったのが残念。
もっと表情も思いつめた感じになって言葉も選んで欲しかった。
「アイツ抱いておけばよかったなあ~」みたいな言い方は無い…軽過ぎる…
そこは無理に江戸っ子調を出す所じゃないw

その後の話の筋もある程度先が読めてしまうのがまた残念。
お墓参りで独り言って、完全にもう復活フラグですよねw

結果として将軍の粋な計らいと温情により町人になってラストにお信と会う祐之進改め新吉。
でも身分違いなのは変わらないと思うのだけれど…むしろ旗本でもなくなった彼は結婚できるの?という疑問が湧いた。
原作にはお信の父が二人の仲を認める場面が描かれてるらしいけどそこもやって欲しかった。
じゃないと何のために祐之進が大奥に入ったのか意味がわからない。
家にお金入れるためだけだったみたいでちょっとなぁ…家族も悲しませたままだし。
一度死んだ気になればなんとかなるさ!的な勢いを見て感じ取れということなのかな。
けどそれは流石に観客任せすぎだと思う点でした。


総評すると、期待してたよりはちょっと落ちたので残念気味。
歴史物というよりもファンタジーに近いんで雰囲気や難解度も低い。
分かりやすいといえば分かりやすいのかも。
殺陣のアクションやカメラワークなどもちょい迫力に欠けている。
大奥内情によくあるドロドロ感とかも弱めなのでもっと重くてもよかったような気もします。
全体の和風音楽の雰囲気と将軍が格好いいというのが見所かと。



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